英語はbe動詞と一般動詞だけで9割決まる

英語はbe動詞と一般動詞だけで9割決まる― 文法ではなく「型」として使い直す ―

― 文法ではなく「型」として使い直す ―

英語をやり直そうとすると、多くの人がまず「文法」を思い浮かべます。

be動詞、一般動詞、時制、助動詞…。

たくさん覚え直さないといけない気がして、そこで気持ちが重くなる。

でも、ここまでの記事で見てきた通り、問題は文法の量ではありませんでした。

では、英語を話すために最初に何を組み直せばいいのか

答えは、とてもシンプルです。

be動詞と一般動詞。

この2つの「型」です。

be動詞と一般動詞は「文法項目」ではない

学生時代、be動詞と一般動詞はこんなふうに習ったはずです。

be動詞:am / are / is

一般動詞:play / eat / go など

そしてテストでは、「どちらを使うか」を選ばされてきました。

でも、ここで一度、見方を変えてください。

be動詞と一般動詞は、覚える知識の違いではありません。

文を作る“型”の違いです。

英語の文は、まず「型」で決まる

英語の文は、最初に「どんな型の文か」が決まります。

be動詞の型

主語 + be動詞 + 情報

この型は、「状態・性質・身分・場所」を伝えるときに使われます。

例:

I am tired.
I am a student.
I am at home.

どれも、「主語がどういう状態か」を説明しています。

一般動詞の型

主語 + 動作

こちらは、「何をするか・何が起きるか」を伝える型です。

例:

I play tennis.
I eat breakfast.
I go to work.

ここでは、主語が「何をするか」が中心です。

重要なのは「どちらを選ぶか」ではない

多くの人がつまずくのは、ここです。

be動詞か、一般動詞か…どっちが正しいんだろう?

でも実際には、正解探しをする場面ではありません。

考えるべきなのは、ただ一つ。

今、自分は「状態」を言いたいのか、それとも「動作」を言いたいのか?

それだけです。

状態を言いたい → be動詞の型

動作を言いたい → 一般動詞の型

英語は、この選択から始まります。

英語が使えなかった本当の理由

学生時代、be動詞も一般動詞も学びました。

でも、多くの人は、それを説明用の知識としてしか扱っていませんでした。

ルールを覚える

問題を解く

正解かどうかを判断する

その結果、

文を作るたびに考え込む

口から自然に出てこない

という状態になります。

英語が話せなかったのは、語彙が少なかったからでも、文法を知らなかったからでもありません。

型を、何度も同じ形で使っていなかった。

それだけです。

英語は「型+単語」の繰り返し

ここで、英語の正体をもう一度はっきりさせます。

英語は、新しい文法を増やす言語ではなく、同じ型に単語を入れ替える言語です。

be動詞の型なら、

I am tired.
I am busy.
I am happy.

一般動詞の型なら、

I eat breakfast.
I eat lunch.
I eat dinner.

やっていることは同じです。

型は固定、単語だけを入れ替える。

これを繰り返すことで、考えなくても文が出てくるようになります。

まずやるべき練習は「文法の勉強」ではない

ここまで読むと、「じゃあ、次は何をすればいいのか」が見えてきたはずです。

やるべきことは、

文法書を最初から読むこと

難しい例文を覚えること

ではありません。

まずは、be動詞の型で自分の状態を言う

一般動詞の型で自分の行動を言う

この2つを、同じ形で何度も使うことです。

完璧な英語である必要はありません。

大事なのは、「型を崩さずに口に出す」ことです。

英語リスタートは、ここから始まる

be動詞と一般動詞。

たった2つの型ですが、ここが曖昧なままでは、その先に進んでも必ず戻ってきます。

逆に言えば、ここが固まれば、

  • 時制
  • 疑問文
  • 否定文

といった要素も、すべて同じ型の延長として理解できます。

英語リスタートは、難しいところから始める必要はありません。

一番シンプルで、一番使われている場所からでいい。

次の記事では、このbe動詞と一般動詞の型を使って、「疑問文・否定文をどう作るか」を暗記ではなく構造の視点で整理していきます。

英語は、ここから確実に「動き始めます」。

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